耳掻きの種類
単に耳掻きと言っても実際には現在、数千種類が発売されています。
機械で大量生産した若い竹材や金属製の耳掻きや、職人が一つ一つ手作業で作り出した煤竹(すすだけ)の高級品など様々ですが、大きく分けると自然素材と金属などの人工物に分けられます。
自然素材の王様! 煤竹
自然素材の中でも人気なのが竹です。しなりや、加工のし易さ、抗菌性など、木材などよりとれも優れています。そんな竹素材でも、実際にはいろいろあります。
若い竹は変形しやすく耐久性に乏しく、硬度も少ない為、特殊な溶液に漬け、十分に乾燥させても、耳掻きを作ると力を逃がしにくい太めの形状になってしまいます。
やはり人気は素材として非常に優れた煤竹です。
ベビー用耳かき
赤ちゃんの耳の穴は非常に狭く、また傷つけ易いのでとても気を遣います。極細の綿棒で行うことが多いのですが、時々かゆがるときがあります。ミトンで我慢できるときもありますが、我慢できずに不機嫌に泣き出すときも…
そんな時にベビー用の耳かきはどうでしょうか?
非常に先端が柔らかく、ライト付きなので安心して使うことが出来ます。
純金製もある金属製
人工物となると、やはり堅く加工しやすい金蔵製が主流です。
金や銀など高級素材もありますが、細かい加工が出来るので一般的なスプーンの様な形状では無い、デザイン性にも優れた優れた設計を持った金属製の耳掻きも出てきました。
金属は耳に対して非常に硬く竹材の様な設計で作ると、力を逃がす部分ができずに、搔き心地が堅めの耳掻きになってしまいます。
しかし、最近は針金状に加工しバネ効果などを利用した耳掻きも出てきました。
ほとんどの場合やはり煤竹には及びませんが、丈夫で耐久性に優れた製品も多く存在します。
また、抗菌性もあり清掃のしやすさでは竹より優れている耳掻きもあります。